【知って得する楽器紹介】トランペットの特徴や魅力・歴史まで大公開!

吹奏楽

こんにちは!けいたろうです。

演奏会で楽器紹介がある際に、話す内容を考えるのは意外と難しいですよね。
しかも調べていても1つのサイトに歴史や特徴をまとめたものってあまり多くはないですよね。

そこで今回はトランペットについて、魅力や歴史をまとめてこのブログで大解説していきます!

トランペットについて知らない方や歴史について知りたい方はぜひチェックしていきましょう。

トランペットってどんな楽器?

ここではトランペットの特徴と魅力についてお話していきます。

トランペットの特徴

トランペットは金管楽器の中でい1番高い音域を担当する楽器です。

力強くキラキラした音が出るトランペットは吹奏楽を知ってる人にも、知らない人にも人気があり、吹奏楽曲において、一番の見せ場を作る花形の楽器の1つという特徴があります。

吹奏楽では主にB♭管を使用しますが、一部の吹奏楽曲やオーケストラではB♭管よりも短いC管を使用することもあります。

※B♭管(B♭管とは、ピストンやレバーを押さずに出せる最低音がB♭(シ♭)であるとき、その楽器はB♭管の楽器であるといいます。)

トランペットの魅力

トランペットには、キラキラした音色でメロディーを数多く担当できるといった魅力があります。

また、トランペットはとても目立つ音で、吹奏楽において主役と言えるほどバンド全体において、盛り上がりの決め手となります。

そのため、演奏会でお客さんの心を掴むことや、メリハリのある作品に仕上げることができるなど、とても大切な役割を持っています。

このように会場全体の一体感を楽器1つで作るのがこのトランペットの魅力です。

トランペットの歴史

ここではトランペットがいつ誕生したのか、また現在のトランペットはいつできたのかを解説していきます。

トランペットの起源

トランペットの歴史は古く、紀元前2000年頃にまでさかのぼると言われています。
最も原始的なトランペットは、木や茎で作られた1本のストローのようなまっすぐな楽器でした。

文化が進むにしたがって、吹き口と反対側にひょうたんや動物の角などを付けたものが現れ、さらにこの楽器を青銅や銀などの金属で作るようになりました。

もともとトランペットは宗教的または軍隊や世俗的な場での合図や信号の音として使用されてきました。
その為音楽的に使用されるのは14世紀頃に金属製の長い管(長管)のトランペットが発明されてからでした。

それから約300年後の17世紀の初めごろから奏法の発達と共に、旋律が奏でられるようになりました。
これがトランペットの始まりとされています。

現代トランペットの始まり

現代のトランペットは19世紀頃にほぼ完成されたといわれています。
パリにおいてピストンが3つ付いたトランペットが発明されました。

また、当時のトランペットは長く演奏し辛かったため、管を巻いたことにより管の長さは同じでも、
全長は現代のように短くなりました。

トランペットの種類

ここからは、トランペットにはどのような種類があるのかについて、いくつか抜粋してご紹介していきます。

ピッコロトランペット

ピッコロトランペットは4本のピストンを使って演奏する楽器で、トランペットの1オクターブ上の音域を吹きます。

※オクターブ…(オクターブとは、ある音を基準にして周波数の差が2倍または2分の1離れている音を指します。)

アンサンブルや吹奏楽、オーケストラでもソロなどを担当することが多いです。

またピッコロトランペットはB♭管が多いのですが、マウスパイプを差し替えることができる楽器が
多く、A管として使用することもできます。

A管は主に古典的なオーケストラ楽曲に使われています。

コルネット

コルネットはトランペットと似たような外見をしていますが、トランペットに比べて非常にやわらかい音色で、色っぽい音を出すこともできます。

機動力が優れていることも特徴で、トランペット以外にもクラリネットやフルートなどと同じような速いパートを演奏することもあります。

また、イギリスの金管バンドでは、トランペットに代わりコルネットが主役として主旋律を演奏することがあります。

フリューゲルホルン

フリューゲルホルンはホルンという名前がついていますが、トランペットの仲間なんです。

また、トランペットよりも管の内径が少し太くなっています。
そのため、トランペットよりも深みのある柔らかな音色を出すことができます。

吹奏楽ではトランペットの持ち替えとして使用され、ソロパートを演奏することもありますが、意外にもオーケストラではあまり使用されない楽器なんです。

トライアンファルトランペット(ファンファーレトランペット)

トライアンファルトランペットは「アイーダトランペット」とも呼ばれている楽器です。
主管とベルの部分を長く伸ばした楽器で、伸ばした部分に旗などの装飾を取り付けることが可能なんです。

ファンファーレのような輝かしいサウンドと複数本揃った時のかっこよさが魅力です。

バストランペット

トランペットよりも長く、1オクターブ低い音が出る楽器です。

この楽器はマウスピースの大きさがトロンボーンなどと同じくらいの大きさがあります。
そのためトランペット奏者だけでなく、トロンボーン奏者がバストランペットを演奏することもあるんです。

まとめ

Little boy is playing the trumpet at home

いかがでしたでしょうか?
今回はトランペットについて、魅力や特徴、歴史についてをまとめてお話をしていきました。

トランペットは金管楽器の中でも有名で、とても目立つ楽器ですね。
また歴史も長く特徴的なトランペットもあり、作品によって楽器を使い分けることもあります。

楽器紹介のコーナーを考える際に、ぜひ参考にしてみてください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました