【知って得する楽器紹介】サックスの特徴や魅力・歴史まで大公開!

吹奏楽

こんにちは!けいたろうです。

演奏会で楽器紹介のコーナーがある時、意外とその時に話す内容を考えるのって難しいですよね。
しかも調べていても1つのサイトに歴史や特徴をまとめたものってあまり多くはないですよね。

そこで今回はサックスについて、魅力や歴史をまとめてこのブログで大解説していきます!

サックスについて知らない方や歴史について知りたい方はぜひチェックしていきましょう。

サックスってどんな楽器?

ここではサックスの特徴と歴史についてお話していきます。

サックスの特徴

サックスは正式名所を「サクソフォン」といい、吹奏楽の中でもメジャーな楽器でメロディーを多く担当する花形の楽器の1つです。

また見た目は金属でできているので、金管楽器と勘違いされそうですが、実際はシングルリードの木管楽器なんです。

※シングルリード…(乾燥した葦の木を削ったものをマウスピースという楽器の吹口部分に取り付けて、そこに息を吹き込むことで起きる振動で音を鳴らす楽器の種類です。)

そのため、金管楽器のような音質と木管楽器のような早い指使いや息遣いを行える、両方を兼ね備えていることが特徴的でもあります。

サックスの魅力

サックスの魅力は、音を出すのが比較的簡単であるというところです。
サックスは他の楽器に比べて開発されたのが新しい楽器なんです。

そのため、他の楽器の良いところを真似することで、指使いなどの演奏のしやすさや、音の出しやすさが向上した楽器でもあるんです。

花形でもあり初心者にもやさしいサックスは魅力的な楽器ですね。

サックスの歴史

ここではサックスがいつ誕生したのかを解説していきます。

サックスの始まり

サックスが誕生したのは比較的新しく、1840年頃にベルギーの「アドルフ・サックス」という方に発明されました。

発明当時は、金属でできたコントラバスクラリネットとしてベルギーの博覧会で紹介されたそうです。

その後1846年にフランスのパリで「サクソフォン」として特許を取得し、フランスを中心にサックスが広まっていきました。

また、サックスは当時盛んであった軍楽隊で起用されることが多く、アメリカに渡った1920年代には、ジャズで用いられるようになり、活躍の幅を拡大していきました。

サックスの種類

ここからは、サックスにどんな仲間があるのかを紹介していきます。

ソプラノサックス

ソプラノサックスは、アルトサックスより高い音が出る楽器で、主にメロディーやソロを担当する楽器です。
また非常に通る音で、サックスアンサンブルでは必ず重宝されます。

ソプラノサックスはまっすぐな形で作られていますが、中にはベルの部分をまげてアルトサックスのような形にした「カーブドソプラノサックス」という楽器もあります。

アルトサックス

アルトサックスは、サックスの中で最も一般的で最初に始める人が多い楽器ではないでしょうか。
音色や、指使いなどのバランスが取れており安定感のある楽器です。

そのためクラッシクにおいて協奏曲やコンチェルトなどのソロの曲が多く、またアルトサックスを演奏する人も多くエチュードや教則本などの種類も多いです。

テナーサックス

テナーサックスはアルトサックスの次によく使われている楽器です。
中音域を担当しており、クラシックではメロディーやハーモニーを主に演奏します。

ジャズにおいてはテナーサックスの深く色気のある音色が非常に人気があり、大活躍しております。

バリトンサックス

バリトンサックスはアルトサックスより1オクターブ低い音が出る楽器です。

※オクターブ…(オクターブとは、ある音を基準にして周波数の差が2倍または2分の1離れている音を指します。)

低音域を担当しており伴奏を演奏することも多く、また深く柔らかなサウンドでソロを担当することもあります。

サックスアンサンブルでも低音部を担当しており、全体を支える役割を持っています。

バスサックス

バスサックスはさらに低く、テナーサックスの1オクターブ低い音が出る楽器です。

CMでさかなくんが演奏していることで注目を浴びた楽器で、サイズがかなり大きく、首からストラップを掛けるだけでも演奏することができますが、地面にピンを刺して支えて演奏することもできます。

サックスアンサンブルだけでなく、最近では吹奏楽の大編成において木管低音の響きを倍増させる目的として、使用されることが増えてきました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はサックスについて、魅力や特徴、歴史についてをまとめてお話をしていきました。

サックスは花形の楽器の1つで、演奏もしやすく人気の楽器でしたね。

楽器の種類が多く、開発者のアドルフ・サックスはサックスだけでオーケストラが出来るようにしたい、という構想の元作成されていたそうです。

楽器紹介のコーナーを考える際に、ぜひ参考にしてみてください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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